前立腺や尿漏れの悩み

50歳以上の男性で「最近トイレが近くなった」と思う方、特に夜寝てから2回以上トイレに起きる方、あるいはトイレに行っても尿の出が悪い、用を足すまでに時間がかかるなどの症状苦いとする方は、前立腺が肥大して、前立腺肥大症になっている可能性があります。

ただし、前立腺が肥大していても上記のような症状がないなら病気ではなく、症状が出た場合に前立腺肥大症となります。治療を受けている患者さんは国内だけで約300万人いるとされており、65歳以上の3割の男性がこの病気だと類推されています。

一説にはホルモンバランスが発症に関係しているといわれていますが、まだハッキリとした結論はわかりません。また遺伝的な要因が強く、肥大が進行しやすい人とそうでない人の差が大きいのも特徴です。

症状は大きく分けて頻尿など膀胱が過敏になる症状と排尿障害の2つが挙げられます。排尿障害とは、尿が出にくく、チョロチョロと勢いがなくなったり、出し切るのに時間がかかるといった状態です。前立腺肥大のために尿道が狭くなるほかに尿道の交感神経が緊張するなどの状態となり、症状が現われるのです。

排尿障害が進行すると、腎臓から膀胱への尿の流れにまで問題が起こり、腎臓の機能がおちてしまうことがあります。また、尿閉といって、尿が全くでなくなることもあります。症状があるときは泌尿器科を受診するようにしましょう。

前立腺は男性特有の臓器ですが、女性の場合は膀胱炎に悩まされるケースが多くなっています。急性膀胱炎は、疲労や体調不良から免疫力が低下し、大腸菌などの最近が尿道口から体内に侵入して増殖、その結果、頻尿や下腹部の痛みなどの症状が現われるのです。抗生物質で直ぐに治りますが、年に何度も繰り返す方は医師に相談しましょう。